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Column No.06|Top for relaxation 2023.11.04

アウトドアライフの質を⾼める、屋外のジャグジー

アウトドアライフの質を⾼める、屋外のジャグジー1
グランピングやソロキャンプ、デイキャンプなど、アウトドアの楽しみ⽅は、アクティビティ以上に“滞在のあり⽅”が重要視されるようになりました。特にラグジュアリーなグランピング施設は、リビング感覚で過ごせる屋外ジャグジーが⽬⽟になっています。しかしアウトドアを楽しみたくても、短い週末のために予約や準備に明け暮れるのは煩わしいもの・・・それならば、⾃邸や別荘に、屋外ジャクジーをカスタマイズしてはいかがでしょう。
【“ジャグジー⾵呂”ではなく“アウトドアのお⾵呂”?】
来⽇するインバウンドに温泉は不動の⼈気です。欧⽶⼈の中には、漠然と⼊るジャグジー⾵呂ではなく、借景やしつらえを愛でる露天⾵呂で、初めて“アウトドアのお⾵呂に浸かる特別感”に気づく⼈も多いようです。しかしその⼀⽅で、欧⽶の富裕層の邸宅では、美しい庭園に屋外ジャグジーを設けることがスタンダード。屋内のバスルームは体の清潔を保つもの、屋外ジャグジーは癒しの場として使い分け、彼らにとって、友⼈と過ごす屋外ジャグジーパーティは休⽇イベントのひとつです。
プライベートジャグジーが少ない⽇本では、⼥⼦会やイベントに活⽤できるジャグジー施設が都⼼に誕⽣しています。たとえば渋⾕の宮下公園跡地に誕⽣した「sequenceMIYASHITA PARK」のレストラン「SOAK」。渋⾕の喧騒を⾒下ろすルーフトップテラスにある「OYU」では、バー併設の温⽔浴スペースで、ジャグジーパーティのようにドリンクが楽しめるため若者に⼈気です。⽇本⼈はお⾵呂好きなので、⾃由度の⾼い屋外のバスタイムは、新たなコミュニケーションの場として受け⼊れやすいのでしょう。
“シャンパン⽚⼿にジャグジー”というシーンはCM や映画でよく⽬にしますが、ジャグジーを楽しむことに⻑けた欧⽶には、ジャクジー⽤のグッズも豊富。割れにくいシャンパングラスはもちろん、ストローと蓋付きのトロピカルなタンブラー、バスタブに吸盤で付けるグラスホルダー、⽔⾯に浮かせられる保冷機能付きミニバーなどなど・・・好きなだけリラックスできるプライベートジャグジーは、便利なオプションを⾊々揃えることも楽しみのひとつになります。
【リゾートホテルのアウトドアも“ジャグジー要素”重視?】
ひと昔前の高級リゾートやペントハウスには、パブリックの大型プールとは別に、ヴィラ専用のプールとジャグジーがあることが常でした。最近は、このプールの代わりに、プランジプールやサンクンバスを設けるところも増えています。これらは入浴というより避暑目的の“水風呂”、景観重視のインフィニティプールのようなものなので、心地よい水温でバスタイムとしても楽しめる屋外ジャクジーはやはり欠かせません。もちろん、水中の浮遊感に身を任せて寛げる点ではプランジプールやサンクンバスも同じですが、ホテルライクなアウトドアを四季のある日本で楽しむなら、やはり温度調節完備の屋外ジャグジーがベストでしょう。
露天温泉もさることながら、屋外ジャグジーは、柔らかな気泡で身体をほぐすバブロや、水と空気を混ぜた噴流が体を心地よく刺激するジェットなど、ジャグジーならではの機能が魅力です。たとえば高品質のアクリル製バスタブブランド「アルティス」の屋外設置可能な円形バスタブ。天板に機能スイッチを配することもできるので、一度入ったら心ゆくまで極上バスタイムを過ごせます。朝日を浴びながら、バスタブ側面から噴出する「MICRO BABBLO(マイクロバブロ)」のミクロの泡で全身スキンケアを体感するも良し、夜は10色のカラーバリエーションから照明カラーを選べる「WATER LIGHT」(水中照明)でファンタジックなひとときを満喫できます。
白熱したバブル期からの癒しブーム、そして健康志向やコミュニケーションの再構築が意識されたコロナ禍を越えて、今、人々が思い描く理想のライフスタイルは目覚ましく多様化しています。しかし昨今のサウナブームのように、多くの人が、プライベートタイムの充実と、それに伴う心身の完全なリセットを求めているのではないでしょうか。日々忙しく過ごす人ほど、アウトドアで過ごす休日は、アクティビティ体験より心身を癒す時間が必要です。湯船に浸かり空を見上げながら過ごせる屋外ジャグジーは、それを叶えてくれる存在。アウトドアライフの質を高めることは、ライフスタイルの向上につながります。
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